マンションや商業施設に多く設置されている機械式の立体駐車場において、誤った行動が原因による事故は跡を絶ちません。機械式立体駐車場での事故は、場合によっては入院を余儀なくされるような大怪我となることがあり、最悪の場合には死に至ることがあります。自分自身が事故に巻き込まれることがないように、機械式立体駐車場では注意点を守って利用したいものです。機械式の立体駐車場でまず注意すべきことは、周りに駐車装置を操作する者以外に人がいないことを確認してから操作をすることです。
これを怠ると、他人を事故に巻き込んでしまうおそれがあります。駐車場によってはセンサーが取り付けられていることがありますが、位置や姿勢によってはセンサーが反応しないので、機械を過信せずにきちんと目視でも確認しましょう。また、子供と行動している場合は、子供を装置に近づけないようにすることが重要です。好奇心旺盛な子供は、大人が想定しないような行動をとることがよくあるので、注意して利用しましょう。
機械式立体駐車場は、操作方法をよく理解している利用者が動かすのが安全に使用するためのポイントです。子供はもちろん、まだ動かし方に慣れていない人に操作させないようにしましょう。また、扉が設置されている駐車装置では、出入庫が終わったら扉を閉めることを忘れてはいけません。扉を閉め忘れると他人に侵入され、車にいたずらをされたり、盗まれたりするおそれがあります。