中古車市場は以前に比べると非常に大きくなりました。日本国内での新車販売台数が伸び悩む原因になっていますが、カタログ落ちした車種を選べたり、何年くらい同じ車に乗るかを考える余地があるのは中古車の強みです。購入資金を抑えることも可能です。中古車の値段が付く要素には、年式や走行距離がありますが、車種の人気や、個々の販売店の在庫状況も関係してきます。

人気車種や大手の三社を敢えて候補から外すことで、同程度の中古車をかなり安い金額で購入できます。中堅メーカーの車に乗ると、ディーラーでの下取り以外に高い値段が付かず、同じメーカーの車に乗り続けることになるのは有名な話ですが、購入する側にまわるとその事情が有利に働きます。買取額が安い分、大手メーカーより安く購入できるのです。また、業者は全て車のプロであるとは限りません。

売却時の基本データから機械的に値段を付ける業者も存在します。この手法を取ることで査定スタッフの仕事の難易度を下げている事実があります。そのため、前のオーナーが丁寧に乗っていた場合などは、価格の割に程度の良い中古車を購入できます。購入を考える時にはなるべく多く試乗させてもらうようにしましょう。

運転すればエンジンのふけ具合やサスペンションの劣化具合など、様々な情報を得ることができます。試乗をした際にはボンネットの中も見て、ゴムの部品の劣化具合を確認しましょう。それで前のオーナーの扱いがある程度見えてきます。購入は決して焦らないようにしましょう。

もし先に買われてしまっても、それは縁が無かったというだけです。

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